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日本社会の課題と新時代に求められるリーダー

明治から昭和にかけて、日本は欧米に追いつき追い越せでやってきました。ただ、明治のころは人材が乏しく、海外に留学した人が帰ってくるとすぐ要職に就くような状態でした。少数精鋭で組織をまわすしかありませんでした。

太平洋戦争のあとになると、アメリカに追いつけということで、よい品質の製品を大量に供給することを日本は目指しました。そのために、教育もある程度粒の揃った均質な能力をもつ人間を造ることが求められました。その結果、大企業に向くような一定品質を保った人材が教育されてきました。

しかし、いま日本経済は大きな壁にはばまれ、低成長にあえいでいます。この先、日本社会が進化していくにはどうしたらよいか。日本サッカーの成功がヒントになるでしょう。

サッカーも長い間、少数精鋭主義と組織力が主張されてきました。しかし、それだけでは限界がありました。今ようやく個々人の才能を最高度に高めるための若年者教育を通して、個性ある人材が育成され、さらに海外で経験を積むことによって、個性的なチームをつくることができる時代になりました。

翻って我が国の教育を見れば、相変らず人と協調し同じことをする人間をつくろうとしています。しかし、このことが日本社会や経済の進歩に大きな足かせとなっています。これからは、従来の枠にはまった発想からはなれ、画期的な組織をつくる必要があり、それにふさわしい人材を育成しなければなりません。

このとき重要なのが、リーダーの役割です。これからのリーダーは、部下の個性を理解し、部下の才能を最高度に発揮させるための教育者としての役割が重要になります。そのためには、人間を理解する能力(人間分析力)がまず重要です。そして、人間どおしが共感できる能力をもたなければなりません。L研リーダースクールの講座は、このような重要な役割を担うリーダーを支援することを目的にしています。