あなたは「ほめるリーダー」or「叱るリーダー」?

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ほめて育てるのと、叱って育てるのと、どちらがよいか。時々、このような議論が聞かれますね。

あなたはどちらですか?



私は圧倒的に「ほめて育てる」派を支持します。

なぜ人はほめられたいのか。それは、やっていることに自信がもてないからです。

こういう人は、ほめられると、エネルギーが湧き、自信が湧き、元気になる。

一方、自信のある人は、ほめられるよりも欠点を指摘してほしいと思っている。

でも、これは非常に少数派ですね。ほとんどがほめたがられる人。

ですから、ふつうは人をほめる方が圧倒的によいことになります。

リーダーには、叱る技術よりもほめる技術をまず勉強しなさいと、私は言っています。その方が合う人が確率的にも高いからです。

では、欠点を指摘しないといけない人はどうしたらいいのか。

欠点を指摘するときも、実はほめながらやればいいのです。

どうするか?

まあ、それは考えてみて。拙著『リーダー感覚』に載っています。

さて、ほめることはリーダーには大事ですが、リーダーはそれだけではいけない。

相手のもり上がってきたエネルギーを、相手がまだ気づいていない長所に向かって使わせなければならない。

それが、認める技術です。

認める技術は、形としてはほめることをしているわけですので、ほめる技術と似ていますが、相手の潜在的な能力を発掘する意味があります。

リーダーにはぜひ獲得していただきたい技術です。このあたりの解説は『リーダー感覚』に詳しく出ています。

ところで、このときとても役に立つのが、感受性分析の能力なのです。感受性にしたがって、どうほめるかを決めるわけです。

捻れ型はあまり気になりません。なんでもいいからほめるだけでいい。

しかし、9種はたいへんです。相当神経を使います。おべんちゃらなんかすぐ見分けます。

それはともかく、一般論としては、家やお金など所有しているもの、あるいは容姿などをほめるよりは、勇気がある、決断力がある、などといった能力をほめた方がいいとされます。

ただ、女性の場合はどうも違うようで、容姿をほめた方が効くらしいんです。(これは仮説です)

このあたり、どうなんでしょうか?

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◆初めての方に

人間の価値観には10種類あります。そのどれを重視している人かを見極めると、リーダーシップが格段につきます。

例題:船が座礁してしまい、乗客は救命ボートに乗り移ろうとしました。ところが、人数が多すぎて、何人かは岸まで泳いでいかなければなりません。どうやって説得するか。

イギリス人には
「ジェントルマンらしく行動してくれ」

ドイツ人には
「船長の命令である」

イタリア人には
「君は飛び込むな」

アメリカ人には
「保険に入っているから大丈夫」

日本人には
「みなさん、泳いでいますよ」

傑作なジョークですよね。いつも笑ってしまいます。

しかし、これはなかなか含蓄のあるジョークでもあります。つまり、人間は何によって動かされるかということなんです。

結局、人間はすべて合理的に行動しているのです。ただ、その合理性が他の人と一致しないだけなのだと思います。

その合理性とは、結局のところ価値観といえます。何を大事にしているか、ということです。

イギリス人は社会的名声をとても大事にしている。

アメリカ人は経済的利益をとても重視しています。

日本人は、組織の中での調和を重視しています。

これらは人間の価値観の類型です。ですから、日本人のなかにも、イギリス人的価値観やアメリカ人的価値観をもっている人が当然おります。

ですから、説得のためにコミュニケーションを行おうとするとき、相手の価値観をしっかり認識しないと、まるで外国語で話しかけるようなことになりますね。
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■『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)
体癖論の感受性理論をベースに、歴史上の人間(探険家スコット、乃木希典、大村益次郎、ショパンとサンド、空海と最澄)の行動分析を通じて、感受性の解説を行っております。営業折衝や対人折衝にとても役立ちます。一部立読みが可能です。
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■こちらも併せてお読み下さい。
リーダーのコミュニケーションスキルに関する参考書籍
『リーダー感覚 人を指導する喜び』(鳥影社)
ほめる訓練から説得の作法、リーダーの条件などについて詳しくまとめています。L研リーダースクールでは、実践的な研修を用意していますが、そのテキストです。

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Tag: リーダーシップ

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